妻の海外赴任に夫が帯同を決断した理由。ドイツで駐夫になった話。

駐夫生活

こんにちは。

妻の海外転勤に伴い7年間務めた某メーカーを休職し、2018年11月からドイツで駐夫生活をスタートさせました。

夫が妻の海外赴任に帯同するパターン(いわゆる「駐夫」)は、この世の中まだ例が少ないと思います。

仕事のキャリアを一旦ストップさせ、駐夫(主夫)として妻を支えるには、大きな決断が必要でした。

そこで今回は、ドイツ在住駐夫が、「妻の海外駐在に帯同することを決断した理由」をご紹介します。

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「駐妻」ではなく「駐夫」?

世にあまり知られていない「駐夫(ちゅうおっと)」という言葉。皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか。

夫の海外駐在に帯同する妻のことを「駐妻」と言いますが、妻の海外駐在に帯同する夫のことを「駐夫」と言います。女性の海外転勤も増えてきており、今後、夫が妻の海外赴任に帯同するパターンが増えてくることは間違い無いと思います。

私自身も「駐夫」という言葉は聞いたことがなく、当初は「駐夫」に関する情報は非常に少なかったことを覚えています。

そこで、このブログ「かさタビ。」と、Twitter駐夫のドイツ生活🇩🇪」を通して「駐夫&主夫情報」を発信していくことを決めました。

駐夫になった経緯。妻の職種は。

「駐夫」になる前、私は某メーカーのエンジニアとして働いていました。当時30代前半です。

妻は某メーカーの経理職です。お互い総合職として共働きの家庭でした。

ちょうどその頃、妻の会社では女性の進出に力を入れており、女性の海外駐在の数を増やしていく状況でした。今までは人事や技術系などの職種で女性の海外転勤はあったようですが、経理としては初めての女性駐在員ということでした。

以前から妻は一度は海外で仕事をしたいという夢があった為、もし駐在の話が出た時は背中を押す決意でいました。ただし、私自身も海外駐在になる可能性もあり、どちらが先に海外駐在になってもおかしくないね、と冗談交じりに話していた時もあります。

そしてある日、妻にドイツへの海外駐在の辞令が出たのです。期間は3年間です。

妻の海外赴任が決まってから悩んだこと

妻が海外転勤になったら、背中を押すつもりでいました。ただ実際に決断をするのには、とても大きな勇気が必要でした。

1番大きな悩みは、仕事のキャリアが中断してしまうこと3年間という期間のブランクは、将来の働き方に大きく影響すると思ったからです。

さらに、妻の海外赴任が決まった時は、大きな新プロジェクトが始動したばかり。人員も少なくこのタイミングで業務を引き継ぐことは難しい(気が引ける)、そう感じていました。

それ以外にも、妻の海外赴任が決まった時の悩みは多くありました。以下のブログに書き記しています。

決断を後押しした、会社の帯同休職制度

そんな悩みの中、大きく背中を押してくれたものが、私の会社の帯同休職制度でした。

私の会社には「配偶者海外赴任帯同休職制度」という福利厚生があり、配偶者が海外赴任する場合、一定期間の休職を認めるというもの。休職中は給料は出ませんが、休職後に元の職場に復帰できる制度です。

妻にとって初めての海外赴任、現地で適応できずにすぐに帰国になる可能性も少なくないと思っていました。そのような万が一の場合にも私が復職できる場所があるということは、退職することに比べ、家族内の安心感が非常に大きいものでした。

この制度はまだ新しく、私の会社の中でも認知度が低かったです。直属の上司も知りませんでした。同じような制度を導入している企業も当時はまだ少なかったと思います。

今後このような制度が認知され、広く普及することを願っています。

帯同を決断した1番の理由

会社の休職制度は私の帯同を大きく後押ししてくれました。

しかし、帯同を決意した1番の理由は他にあります。

それは、夫婦力を合わせて「海外生活という貴重な経験」を積む事ができ、「一緒に過ごす時間」が増えて「夫婦の絆」がきっと強くなると思ったからです。

人生の中でこのようなチャンスは2度とだろうし、たとえ会社を休職しても、この3年間は夫婦にとって貴重な財産となると考えました。

共働きの時は2人とも仕事に追われ、帰宅時間も遅く食事を一緒にとることも少なかったです。時には単身赴任をして、休日しか会えない時期もありました。今後もその生活が続くより、私のキャリアを一度ストップして帯同するメリットの方が大きいと思い、決断しました。

周りの反応

私が帯同することを夫婦間で決断したことを、周りの人たちは思ったより好意的に受け入れてくれました。私の決断に賛成して、背中を押してくれた人が多く心強かったです。

会社へ休職申請を行った際、直属の上司はとても良く理解して下さり、後任の人事手配や同僚へ事情説明を迅速に対応してくれました。そのおかげで特に大きな支障なく、仕事の引き継ぎをすることができました。

周囲の反応は、「羨ましい」、「よく決断したね」、「ヒモだね」、「仕事はどうするの?」、「新しい生き方だね」などと様々でした。やはり、夫が海外に帯同するパターンは珍しくとても驚かれましたね。

第2の人生がスタート

そしてついに、ドイツでの駐夫生活が始まりました。

今まで家事もまともにした事が無く、料理もチャーハンくらいしか作れない私の「駐夫&主夫」としての第2の人生がスタートしました。慣れないことばかりですが、何事にもチャレンジです。

夫婦としても初めての海外生活。(海外旅行も新婚旅行で1回しか行ったことが無い)

言語も文化も全く異なるドイツでの生活。不安と期待に満ちたスタートです。

3年間という貴重な時間を有意義に、夫婦力を合わせて頑張っていきます。


忍者くん
忍者くん

これからも「かさタビ。」をよろしくお願いします。

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