海外でのガソリンの入れ方は難しいと感じたことはありませんか？
「ガソリンの種類が多すぎてわからない」「ガソリンはどうやって入れるの？」、「お金の払い方は？」と不安になる方も多いと思います。
そこで今回は、ドイツ在住者の私が、『ドイツでのガソリンの種類や給油方法』を紹介します！
この記事は以下のような人に向けて書いています。
- ドイツ在住の方、または在住予定の方
- ドイツでレンタカーを借りる予定の方
- 将来アウトバーンを走り方
- ドイツのガソリンスタンドに興味がある方
ガソリンの種類や入れ方がわかれば、レンタカーを使ったドイツ旅行も可能です！速度無制限の「アウトバーン」を走ることも夢ではありません！！
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ドイツのガソリンスタンド
ドイツは車大国だけあって、ガソリンスタンドはとても多く存在します。ガソリンスタンドはドイツ語で「Tankstelle（タンクシュテレ）」と言います。
ドイツな代表的なガソリンスタンドは、「ARAL」、「ESSO」、「Shell」、「TOTAL」などがあり、24時間年中無休の店舗も多いです。
どのガソリンスタンドも基本的にセルフサービスで、ガソリンの種類や給油方法、料金の支払い方は変わりません。
ドイツのガソリンの種類
驚くことに、ドイツのガソリンは大きく「５種類」あります。この中から1本を選ぶことになります。
大きく分けて、右の3本が「ガソリン」、左の2本が「ディーゼル」となっています。
どれを選んだらいいか全くわからんでござる。
ガソリンは３種類
ガソリンには「Super95」、「Ultimate102」、「Super95 E10」の３種類があります。
※店によって表記は多少異なります。
「Super95」 ・・・ レギュラーガソリン（オクタン価95）
「Ultimate102」 ・・・ ハイオクガソリン（オクタン価102）
「Super95 E10」 ・・・バイオエタノール10％配合のレギュラーガソリン（オクタン価95）
ドイツのガソリンの名前には、「95」や「102」と入った数字が入っており、ガソリンの性質（オクタン価）を表します。
ドイツでは、レギュラーガソリンがオクタン価95、ハイオクがオクタン価が98〜102と決まっています。その為、レギュラーを入れたい人は「95」の数字が書かれたもの、ハイオクを入れたい人は「98〜102」の表示のものを選びましょう。
日本のように「レギュラー」、「ハイオク」などと書いていないのでわかりづらいですね。
一方で、「E10」または「E5」は、バイオエタノールが配合されたレギュラーガソリンを意味します。（E10であれば10％、E5であれば5%配合）
環境に優しく価格も安価ですが、車の仕様によっては使用できないので注意が必要です。
ARALでは「Super」や「Ultimate」という表示ですが、他のガソリンスタンドでは別の表記の場合もあります。（Premium、Supremeなど）
SuperやPremiumやSupremeと聞くと「ハイオク？」と思いがちですが、レギュラーの場合もあるので紛らわされないようにしましょう。数字（オクタン価）に注意して選択して下さいね。
ディーゼルは２種類
通常の「Diesel」と、軽油のハイオク「Ultimate Diesel」の２種類あります。
「Ultimate Diesel」は通常の「Diesel」に比べて、エンジンの洗浄性が良く航続距離が伸びる利点などがあるようです。
まれに「LKW Diesel」というノズルがある場合があります。LKWはドイツ語でトラックの意味です。トラック用のディーゼルガソリンになりますので、注意してください。
自分の車のガソリンの種類の確認方法
自分の車のガソリンの種類は。給油口で確認できる場合が多いです。オクタン価の数字が書かれていれば、その数字と同じオクタン価のガソリンを入れましょう。
もし見当たらない場合は、取扱説明書を確認してください。
私の車は「95」なので、いつも「Super95」を入れています。
レンタカーの場合は、借りる際にガソリンの種類を確認するのが良いと思います。
ガソリンの入れ方
ガソリンの種類がわかれば、給油方法はそれほど難しくはありません。一般的なガソリンスタンドでの給油方法は以下の通りです。
- スタンドのある所に車を止めて、エンジン停止
- 給油口を開ける
- ノズルを取り出し、給油口に差し込みレバーを握る（ガソリンが出てこない場合は、何回か握り直す）
- 給油メーターと価格メーターが増えていく
- 満タンになれば、自動的に給油がストップする
- ノズルを元に戻して、給油口を閉める。
- 自分のスタンドの番号を覚える（数字が書いてあります。）
- 併設のショップに行き、レジで自分のスタンド番号を伝える
- 現金かカードで支払う
- 車に戻って出発する
大切なことは、「自分のスタンド番号を覚えておく」ことです。
スタンド番号は、メーターの近くかスタンドのどこかに記載されています。以下の場合は「９」です！
併設のショップに行き、レジで「９」と伝えて会計しましょう。（Nummer neun bitte. ／Number nine please.）
ちなみにガソリンスタンド併設のショップは、24時間年中無休が多いです。日曜・祝日でも買い物できますよ。
ガソリンの価格
ドイツのガソリンは日本よりも割高な印象です。
この日は、Super95が、1.419Eur/L＝約173円/Lでした。
まとめ
今回は、ドイツのガソリンスタンドについての説明と、給油方法についてお伝えしました。
一度やり方を覚えれば、難しいものではないので安心してください。ドイツでの快適なドライブをお楽しみください！！Gute Fahrt！🚗
